新洞橋・三ツ又橋(大分県宇佐市)

2021年7月3日訪問 [Google Maps]    [地理院地図]
駅館川(やっかんがわ)に架かる橋。正確に言えば、この橋から下流が駅館川、上流は右支流(東側)が津房川、左支流(西側)が恵良川である。
1973(昭和48)年完成・橋長51.5mの新洞橋(駅館川を横断する橋)と1943(昭和18)年完成・橋長17.3mの三ツ又橋(新洞橋の途中で分岐して南へ延びる橋)で構成される、両橋ともに沈下橋である。「三ツ又」は両橋の形状であり、川が合流する状態も指しているし、左岸側の字名でもある。

丁字の橋も沈下橋(潜水橋)も多々あれど、両方を満たすのは国内ではこの橋だけだろう。

駅館川右岸(津房川右岸)から眺める。まっすぐ対岸へ延びる新洞橋と左へ延びる三ツ又橋。三ツ又橋には地覆があるが、新洞橋にはない。

新洞橋は三ツ又橋と同時期またはそれ以前から架かっていたが、老朽化のため1973年に更新とともに拡幅された。

鳥居橋(5径間石造アーチ橋)を眺める素敵な場所のひとつでもある。

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