2024年10月12日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
ふるさと農道物倉山線の建設に際して、1732(享保17)年に開鑿・完成した高大堰(たかおおぜき)という用水を維持するために架けられた水路橋。
1997(平成9)年7月完成、橋長55.6mの上路式木造2ヒンジアーチ橋。アーチリブにつながる支材が少ないので逆ローゼ橋かも。
南三陸町から室根へ向かってテキトーに走ってたら不意にこんなのに遭遇して急ブレーキさ。
アーチ構造にする必要があるのかな?というぐらいに貧弱な支材。
この時点では歩道だと思い込んでいた。山の上に農地があって往来が必要なんだろう、と。それにしても受益者は少なそうなのに、なんで木橋?それに、床版と横桁の間に何かがあるけど何だろう?
疑問に感じたら現調だ。ヌタヌタの沢を徒歩で登ってゆく。と。
橋名板に「高大堰 物倉山水路橋」と記されていた。
2.5km上流の物見川で取水して2.5km下流の新堤(神堤、赤柴溜池とも言われる)へ送水する細い水路であった。
残念ながら橋体内部の水路が開水路か水管かは確認できず。常識的には溢流しないように水管だけれど、橋名が「水路橋」ということは開水路かも知れない。いずれにしても木造水路橋は日本国内では非常に少ないと思う。
- 参考資料
- 松岩百話集(1973年/松岩地区老人クラブ連合会)
- けせんぬま歴史散歩(1980年/加藤正禎)

