2024年10月13日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
新井田川に架かる人道橋。
2002(平成14)年10月完成、同26日開通式、橋長50.2mの単径間全外ケーブル方式PC箱桁橋。
超高強度のプレストレストコンクリートを使用したことで界隈には有名な橋とのこと。
超高強度繊維補強コンクリート ( UFC : Ultra high strength Fiber reinforced Concrete) とか反応性粉体コンクリート ( RPC : Reactive Powder Concrete ) という材料らしいのだが、構造工学や材料工学に縁遠い筆者はまるで理解できていない。
この橋を撮影するときの正しい方向・構図。というのも、この橋は大成建設及び太平洋セメントと、背後に写る前田製管の3社共同プロジェクトで架設されたことにある。
従来のコンクリート構造物よりも部材を薄くすること、そして大幅な軽量化が可能とのこと。この橋では1/5になったそうだ。これにより、従前は4径間桁橋だったところを単径間での架設を可能とした。
床版にリブを付けているが、下から覗き込まないと見えない。
橋端のPC鋼材定着部。グリースニップルを大きくしたような突起は、縦桁方向のPC鋼材を固定するU字型部材の端部だろう。
箱桁のウェブに大きな穴を開けることができるというデモンストレーションだろうか。
箱桁の中にリステナー(メッシュコンテナ)を忘れたままにしてるよ、22年も経ってるのに気付かないのかな?と思ったけれど流石にそんなことはなくて、長期耐久性実証のためUFC供試体を入れた箱だそうだ。
それよりも、床版リブに取り付けられた鼠返しのような部材が気になる。どんな役割を果たす部材だろうか。
薄く軽くできて耐候性も優れるとなれば、新世代のコンクリート船も夢ではないかも知れない。貨物船は無理でも浮体構造物には適用可能な未来を期待してみたい。

