2018年9月15日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
最上川水系前川に架かる橋。「かきわばし」と読む。
1878(明治11)年完成、橋長11mの2径間石造アーチ橋。山形県初代県令・三島通庸の事業成果として有名。
上山市指定文化財、2009年土木学会選奨土木遺産。
橋の作りを見てみると、輪石は一重、壁石は扇積みの練積み、高欄あり。
高欄の上流側は石造だが下流側はコンクリート製。事故か何かで壊れたので修復したのだろうか。上流側の高欄も石の材質が異なるので、後年の取り付けかも知れない。
橋台(輪石基礎)に丸い穴が空いているように見える。施工の都合か、何らかの機能を持たせたものか。橋の下に潜りたいぞ。