2024年10月14日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
阿武隈川水系立田川に架かる蓬莱発電所水路橋。蓬莱ダムで取水された発電用水は6.6kmの水路トンネルを通って入川補助調整池を経て蓬莱発電所へ至り、そのほぼ中間地点にこの水路橋がある。
1938(昭和13)年完成、橋長43mの3径間RC桁橋。トンネル部分の水路横断面は幅5.5m高さ5.5mの馬蹄形とのことだが、水路橋部分の横断面は関係資料に記述なし。土圧がかからない状態で馬蹄形にする必然性はないから四角だと思う。
参考資料1に掲載された発電所付近平面図に、当サイトで紹介した周辺の橋梁との位置関係を示す。
3径間のうち中央径間に立田川が流れる。橋の奥(下流側)には現住住戸がある。
建設から86年、さすがに老朽化が進んでいるようで剥離片の落下防護ネットが全面を覆う。
支承を保護する水切りの大きさがすごい。万が一の土石流被害を想定したものだろう。
水路橋のすぐ上流に架かる鋼アーチ・パンチングメタル床版の点検用橋梁。
- 参考資料
- 福島縣阿武隈川蓬莱發電所の竣工(工事画報 昭和15年1月号)

