2024年12月28日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
淀川水系白川に架かる市道橋。やまとばし と読む。
1912(明治45)年完成、橋長7.6mの2径間石造桁橋。
最初は貞享年間(1684~1688年)に架設された木橋で、1732(享保17)年に木橋から石橋に架け替えられたとされる。明治末期に施工された白川の河川改修により河川幅が半分以下になったことから、現在の橋に架け替えられた。それ以前の橋の石材を流用したのか完全新規架設かは不明。
いかにも京都らしい風景のひとつ。(外国人観光客だらけ)
京都の石造桁橋橋脚は円柱が多い。独特の設計が継承・進化したのだろう。

1873(明治6)年に出版された錦絵に描かれた大和橋。既に石橋に架け替えられているのは当然として、3径間のようにも2径間のようにも見える。
- 参考資料
- 伝説の都 祇園の巻 上巻(石井琴水/1936年)
- 昭和京都名所圖會 洛東-下(竹村俊則/1981年)