岩戸橋(大分県竹田市)

2015年5月5日訪問 [Google Maps]    [地理院地図]
竹田市(旧・荻町)内の山崎川(岩戸川とも呼ばれる)に架かる単径間石造アーチ橋。
橋長28.2m、径間17.4m。
1848(嘉永元)年2月着工、1849(嘉永2)年10月竣工。

岩戸橋のスパン内に見えている石造アーチ橋は岩戸水路橋だ。

この付近には川の上流から順に以下の5本の橋梁が集中している。まさに岩戸橋ファミリーだ。写真の下から順に

岩戸橋(鋼橋)の高欄
県道695号旧道、1966年完成の鋼桁橋。周りの橋が有名すぎてこの橋の情報がまるでない。親柱に竣工年月の表示なし。
岩戸橋(石橋)
1849年竣工の石造単アーチ橋。
岩戸水路橋(石橋)
大正末期竣工、荻柏原井路の水路橋。下部構造は石造単アーチ橋、上部構造(管水路)はコンクリート造り。現在は使用されていない。
岩戸サイホン橋(コンクリート橋)
1988(昭和63)年3月竣工のおそらくRC橋。白水ダムを作った溝口組の施工。
岩戸大橋(鋼橋)
2002(平成14)年12月竣工の下路ランガー桁橋。橋長172m。
これだけの橋を一度に眺められる場所は、なかなかない。

166年経っているとは思えぬ立派な構造。

山崎川左岸から撮影。左から順に、岩戸サイホン橋、岩戸水路橋、岩戸橋。
対岸には数体の地蔵や岩戸橋完成を記念すると思われる石碑があったが、苔生して読み取ることができず。

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