2025年5月4日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
利根川水系元小山川に架かる橋。現在は公園橋のようになっている。
完成時期不明、橋長6.5m(当社測定)の2径間石造桁橋。すぐ横に清水橋(1932(昭和7)年完成、橋長8.4mの単径間RC桁橋)が架かっている。
橋面は21枚の石床版と1枚のコンクリート床版で構成される。
参考資料1にある「明治十年 本荘駅地誌書上帳」には清水橋が板橋(=木橋)として掲載されている。
長四間半巾三尺駅ノ中央ヨリ戌方字清水原拾町五拾間ニアリ 児玉郡都島ヘノ通路元小山川上流ニ架ス 清水橋ト言フ
明治10年の大火災でこの付近に延焼が及んだか不明だが、その後にこの石橋に架け替えられたようだ。1929(昭和4)年測図・1932(昭和7)年発行の1/25000地形図を見ると、現清水橋南詰の道路が段丘崖に沿ってうねっていることがわかる。石橋に架け替えられたおよそ50年後に道路線形改良とともに現橋が車道橋として架けられたと見る。
橋面に「七月一日本庄■」と刻まれているが、これが何を意味するか不明だ。
参考資料3には昭和29年の旧清水橋、参考資料4には昭和10年の現清水橋、それぞれの写真が掲載されている。
JR本庄駅は1883(明治16)年開業であり、参考資料1の「本荘駅」は江戸時代~明治初期の「駅」すなわち宿駅を指す。また、「駅ノ中央」は田村本陣(現・埼玉りそな銀行 本庄支店)付近と見られる。
- 参考資料
- 本庄市史料 第6巻(1966年5月/本庄市教育委員会)
- 本庄市郷土叢書第6集 本庄市の地名➀ -本庄地域編-(2017年1月/本庄市教育委員会)
- 写真集明治大正昭和本庄 : ふるさとの想い出57(1980年3月/図書刊行会)
- 目で見る本庄・児玉の100年(1999年3月/郷土出版社)

