永久橋(茨城県常陸太田市)

2018年3月17日訪問 [Google Maps]    [地理院地図]
久慈川水系山田川に架かる、県道33号常陸太田大子線の旧道の橋。
1936(昭和11)年7月完成、橋長39.8m、幅員5mの単径間RCオープンスパンドレルアーチ橋。
機能優先であるが故か、美しい橋だ。

永久橋の向こうに、1999(平成11)年完成の新永久橋(県道の現道)がわずかに見える。

前後の道路幅員が少し広いからだろうか、永久橋の高欄強度に不安があるからだろうか、ガードレールで大幅に絞り込んで橋の中央を渡るよう誘導している。

水府村史に明確な記述があるわけではないが、昔の橋は百目木橋という名だったらしい。百目木は付近の字名だが木橋で頻繁に流されていたのであろう。コンクリート橋という永久橋を架けることになり、橋名を地元に募集したら「永久橋」に決まった、という流れを想像するよ。

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