惣郷川橋梁(山口県阿武町)

2025年4月30日訪問 [Google Maps]    [地理院地図]
白須川に架かるJR山陰本線の橋。かつては橋名のとおり惣郷川と呼ばれていた河川らしく、参考資料に「白須川」は登場しない。「惣郷」は当地の字名、「白須」は川の上流にある山名にもなっている。
1932(昭和7)年8月完成、橋長189.14mの3径間連続RCラーメン橋6連+単純RCT桁橋。
完成翌年の1933(昭和8)年2月に山陰本線(京都~下関)が全通した。

鉄道敷設計画当初は現在地より80m上流(現存する民家群の西端付近)とされていた。橋長は100mだが両岸ですぐにトンネルに接続することとなり、現在地であれば橋長は190mだが両岸は切り取りだけで済むという経済的な観点から選定されたとのこと。

さらに、防錆の観点で3種の橋梁形式が検討され、消去法的にCの形式が選ばれた。

  1. 鈑桁にモルタル吹付
  2. 鉄骨鉄筋コンクリート結構橋(トラス橋)
  3. 鉄筋コンクリート桁橋梁(ラーメン橋)

2001年土木学会選奨土木遺産。認定制度が始まって2年目で選ばれており、産業的・学術的に注目されてきたということだ。

    参考資料

  • 土木工学 第2巻第5号 (1933年5月/工業雑誌社)
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