2024年9月3日訪問 [Google Maps] [地理院地図]
中村川に架かる人道橋。
1981(昭和56)年5月完成、橋長52.8mの単径間下路式プラットトラス橋。
遠目で見ててっきり森林鉄道の橋梁流用だと思っていたが、部材を眺めてみると妙に新しい。左岸側に渡って橋名板を見ると、予想外の完成時期に驚いた。1980年代で人道橋にトラス橋は意外でしかない。激しい藪のために橋歴板を探す気は起きなかったが、橋名板どおりだろう。
町誌や広報バックナンバーを探してみたが架橋の経緯が書かれたものはなかった。しかしながら、現在の国道101号は1981年時点では開通しておらず(県道263号鰺ケ沢停車場線が当時の国道101号)、中村川左岸の住民が鰺ヶ沢駅を利用するには500m下流の舞戸橋を経由するしかなく、遠回りと考えた人たちが国鉄五能線の中村川橋りょうを渡っていたのだろう。住民と鉄道の安全を確保すべく、中村川橋りょうに並行する新富橋を架橋することになったと考える。
帰宅後に付近のストリートビューを見ていたら、新富橋すぐ上流のJR中村川橋りょうの橋脚がなんかヘン。
調べてみたら、2022(令和4)年8⽉の⼤⾬で中村川が氾濫したりJR中村川橋りょうの橋脚が洗掘沈降して線路が曲がったことを知った。急いで復旧すべく、傾いたままの橋脚にかかとを付け足すが如く嵩上げしたようだ。(禁じ手スレスレの荒技じゃないか?)
鉄道橋にもちゃんと目を向けよう>自分

