秩父鉄道上熊谷駅から北へ約300m、国道17号 / 国道407号 / 埼玉県道341号の交差点に架かる歩道橋。歩道橋自体は1969(昭和44)年10月に架設されている。
埼玉県北を代表する熊谷市の中心部から少し離れたエリアなので閑散としている街かと思いきや、この交差点の一角には仏壇店があって昭和なムードを全開にする一方、別の一角には八木橋なるスーパーローカルな百貨店がある。この八木橋百貨店、店内の雰囲気はかなり上品で、正直なところ「埼玉県らしく」ない。そして、なんと店内を中山道が通っている。店内なので写真撮影は控えたが、埼玉新聞が詳細を報じている。
この中山道を覆うように現店舗が建てられ、それまで交差点際にあった店舗が取り壊された昭和50年代前半、歩道橋前のオープンスペース確保のために歩道橋階段をループさせた模様である。
カテゴリー | 螺旋階段歩道橋 |
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路線 | 国道17号 / 国道407号 / 埼玉県道341号 |
所在地 | 埼玉県熊谷市仲町 |
実走行日 | 2016-03-05 |
全景写真 | |
右奥が八木橋百貨店。左奥がカノーヤ仏壇、観覧車遺構で有名らしい。 このループ階段は、おそらく後付け。 軸の周りに螺旋階段が取り付けられているタイプにしては珍しく、軸の頂部が水平カットである。 橋名が書かれていない橋歴板ってどうなの? |