花山高架橋

摩耶山北麓の新興住宅地である花山東団地と有馬街道(兵庫県道15号神戸三田線旧道)を結ぶ市道にある橋。1973(昭和48)年3月竣工。
花山東団地は山田川(志染川上流)の河岸段丘に造成されており、山田川沿いの有馬街道との20m程度の急激な標高差を克服するため、また、宅地造成・団地建設工事のアクセス路としても有効であることから架橋されたようだ。花山東団地は1976年3月から順次入居が開始されている。
現在の花山高架橋は自身の市道と兵庫県道15号バイパスを跨ぐようになっている。
歩行者用に別ルートで歩道が設けられているため、花山高架橋に歩道はない。

交通量が多いためかメンテナンスはあまり行き届いておらず、路面に散乱する大量のゴミが気になるところである。

路線市道
所在地兵庫県神戸市北区花山東町
回転度315度
実走行日2015-05-06
全景写真
有馬街道から見た花山高架橋。手前の橋は山田川(志染川)に架かる木末橋(こぬればし)。奈良・吉野の屋根付橋と同名だが、あいにくこちらは実務優先でデザインされている。
ループ内側から有馬街道方面を眺める。橋梁部は最高速度が30km/hに制限されている。
上の写真と同じ場所からループ部を見る。ループ内部は道路関連資材の保管場所となっている。神戸市建設局道路部の設備と想像するのだが。
花山高架橋全景拡大する
花山高架橋全景。