セメント等を作っている電気化学工業(現社名・デンカ)の青海工場(及び橋立翡翠峡)へつながる道。なので、ダンプやローリーが頻繁に通行する。海岸線に近いところを走るJR北陸本線(現・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン)を跨ぎ、それよりも海岸線を走る国道8号に接続するので、緩勾配にするためにループさせるしかなかったのだろう。
そのような車両が頻繁に行き交うので、橋を徒歩で渡って漢字の橋名板を見ることができない。もっとも、歩行者自転車通行止めである。古くはこの跨線橋の東側で北陸線と踏切で交差していたのだが、電気化学工業関係の貨物鉄道輸送縮小とそれに伴うトラックやローリーの大型化に呼応して跨線橋化が計画され、1989年3月に竣工した。除却された踏切のすぐ横にはアンダーパスが設けられており、歩行者や小型乗用車はそちらも通行可能だ。
傍らに、なぜか貨物列車用の車掌車(ヨ8000かな?)が朽ち果てて鎮座している。
ちなみに、最寄りの駅は北陸本線青海駅。「日本一海に近いところにある駅」と言われる、よく似た名前の青海川駅は75km離れた信越本線である。もちろん、青梅駅でもなければ、ゆりかもめの青海駅でもない。鉄道で現地を訪問しようとする人は夢々誤解なきよう。
| 路線 | 県道155号橋立青海停車場線 |
|---|---|
| 所在地 | |
| 回転度 | 300度 |
| 完成時期 | 1989(平成元)年03月 |
| 実走行日 | 2003年09月27日 |
2003年09月27日撮影
青海川跨線橋全景。電気化学工業関係の車両が頻繁に行き交う。
国道8号側の親柱に設置されている橋名板。反対側には漢字の橋名板があるが、あいにく歩行者通行止め区間内だ。
橋の傍らの民家の庭に置かれたヨ8000。この時点で外板の腐食が進んでいる。2008年3月訪問時には一層腐食が進行していたもののまだ存在していたが、2014年9月には撤去されていた。
2008年03月22日撮影
青海川跨線橋全景。ループしていることがわかる構図が難しい。
2017年11月05日撮影
青海川跨線橋空撮。青海川河床に橋脚が立てられている。まことしやかに噂される阪神電鉄武庫川駅のような固定資産税対策か?(※)と思えるが、県道は非課税だから単純に「用地買収しようにも土地がない」という事情だろう。国交省河川局との調整は県が担当したのだろうか。
※阪神電鉄武庫川駅が川の上にあるのは両岸住民の利便性(と用地買収コスト抑制)によるもの、というのが阪神電鉄の公式見解(当時の資料が消失しているため推測)らしい。
ループ部の桁裏。無機質な箱桁橋だ。2008年訪問時まではループ内側は駐車場として活用されていたが、2014年訪問時には駐車場としての用途は廃止されていた。
橋歴板によれば、桁は1988年に完成している。

