駄知横断歩道橋

かつて土岐市駅から東駄知駅までを結んでいた東濃鉄道駄知線、1972年に営業を休止し、そのまま廃線になった。その軌道跡は、一部は車道に、一部は歩道に転用され、当時の県道66号多治見恵那線に交差する箇所に架けられた歩道橋のひとつがこの駄知横断歩道橋で、西側階段部がループしている。1978年3月完成、橋長64.77m、通路幅員1.8m。

なお、1992年に駄知の市街地を西側に迂回する駄知バイパスが完成し、それまで県道66号だった道路は土岐市道61651号線になった。(なんだこのインフレ番号は)

カテゴリー螺旋階段歩道橋
路線市道61651号線
所在地岐阜県土岐市駄知町
回転度290度
実走行日2016-03-21
全景写真
駄知横断歩道橋西側階段部
橋の下にはバス停「丸山橋」。バスを待っている間に急に雨が降ってきても大丈夫。なお、この歩道橋から150mほど北にある、交差点を兼ねた橋が丸山橋。
ループの向こうに、駄知線軌道敷から転用された道路が見える。周囲にはいかにも焼き物の街らしい家々が並んでいる。
正式廃線の3年半後に架設されている。お役所仕事としてはスピード感あふれる行動だ。強い力があったんだろうな、と想像してみる。