ループ橋

長野ループ(長野陸橋)

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国道433号は大竹市を起点に三次市へ至る、「酷道」として名高い道である。廿日市市の上平良交差点で国道2号から分岐した直後から酷道要素が始まる。
初訪時は国道をトレースしようにもどの道も民家の軒先をかすめるような道で、正しい経路か確信を持てなかった。

そんな酷道をなんとかしようという思いは誰もが持っていたようで、1973(昭和48)年から「廿日市拡幅」として道路改良事業が行われた。事業区間は上平良交差点から4400mの区間で、平良工区(L=1660m)と長野工区の一部(L=2020m)は1994年までに供用開始済み、残り720mの整備に時間がかかったが、2016年9月に全面開通した。その長野工区のハイライトが1989年に完成した長野ループ(長野陸橋)である。(供用開始は前述の通り1994年)

廿日市拡幅事業による経路の移り変わりを以下に示す。赤線が1994年までの国道433号、青線が1994年~2014年の経路である。

旧道は長野ループの北西350mに軽自動車でも離合困難なヘアピンカーブがあり、それを回避できるだけでも大いに効果がある事業だったようだ。

ただ、ループ橋として見どころを問われると困ってしまう。ごく普通のPC桁橋だし、手の込んだ高欄や橋名板というわけでもない。

路線国道433号
所在地広島県廿日市市原
回転度300度
完成時期1989(平成元)年完成 1994(平成06)年供用開始
実走行日2009年04月30日

(2009年4月30日撮影)
廿日市市街から国道433号を登ってくると見える長野陸橋。

長野ループ全景。規模はそんなに大きい訳ではないが、樹勢のよい木々のお陰で全景を見渡すことが難しい。

完成年月を示す橋名板はない。


(2025年4月29日撮影)
1枚目の写真とほぼ同位置から見る2025年の長野陸橋。樹木が少し伐採されている。

長野陸橋から下を眺める。交通量はあまり多くない。
そして、センターラインが黄線から白線に変わった。

「長野ループ」と記された注意喚起。犬伏山ループと同系統のデザインのようだ。

長野ループ俯瞰。ループ橋にすれば良さそうと判断したのは建設コンサルティングか、それとも県庁土木整備課の職員か。広島県は「のの字」が意外に多い。隙あらばループを作ろうと誰かが虎視眈々と狙っているようにしか思えない。(嘘)

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