犬伏山ループ(犬伏トンネル)


中国地方の山中にある県道のの字なんて、どれも「名ばかり県道」の、ヘロヘロな険道だろうと思い込んでいた。

が、違った。

これほどまでに当初思い描いていたイメージと異なるのの字は初めてだ。
ここは険道改良工事により設けられた大規模のの字(ループトンネル)であり、整備も行き届いている。
特筆すべきはその構造である。トンネル構造になっているが、おそらくは開削工法(掘削してトンネルアーチを作り、その上に土を戻す)による施工であろう。
地盤が緩い等の理由で、在来工法で掘り進めることも橋を立てることもできなかったのだろうか。

見ての通りトンネル名称は犬伏トンネルであるが、警戒標識には犬伏山ループと示されている。
自らループ名称を名乗るケースは珍しい。

すぐ横に栗屋峠旧道分岐があるがバリケードで閉鎖されており、自動車は通行できない。
二輪車はバリケードを通過できそうだが、その先がどうなっているかは未確認。

路線県道6号
所在地広島県安芸高田市美土里町生田
回転度330度
実走行日2010-05-01
全景写真
犬伏トンネル北側ポータル。 犬伏トンネル南側ポータル。 犬伏山ループ全景。曲線が美しい。