隅田川大橋歩道スロープ

1979(昭和54)年10月、首都高速9号深川線と一体で架けられた都道475号の隅田川大橋。その東詰歩道スロープがループしている。隣接して階段も設けられており、自転車と車椅子の通行を想定しているようだ。西詰スロープもループを描いているが、途中に分岐があって「のの字な歩道」の定義から外れている。

架橋直後である1979年11月の国土地理院空中写真で存在を確認できるが、現在の歩道と同じ構造かどうかはわからない。

スロープの幅は狭く曲率も小さいので、否応なく減速することとなる。
車椅子同士の離合は可能なのか、少々心配な幅である。

カテゴリー螺旋階段歩道橋
路線都道475号永代葛西橋線(葛西橋通り)
所在地東京都江東区佐賀1丁目
実走行日2015-12-19
全景写真

隅田川大橋東詰歩道スロープ全景。
こちらは西詰歩道スロープ。途中で分岐している。
親柱に刻まれた橋名は、一般の橋梁とは逆の向きだ。