道の駅 伊吹の里旬彩の森から姉川沿いに非舗装路を800mほど下ったところに円筒分水工がある。
かつて、姉川には20箇所の堰があったが、大雨の都度に流されたり取水量を巡っての争いが絶えない等、どこでも同じ問題を抱えていた。
1950(昭和25)年のジェーン台風を機に近代化が推し進められ、1953(昭和28)年に姉川合同井堰および下流の分水施設が改築・新設された。
現地には湖北エコミュージアム・伊吹田園空間博物館の案内板が設けられていて、網の目のように張り巡らせられた水路が示されている。その受益地に水をくまなく配分するとなると、姉川が枯れる心配は当然と言える広さを実感できる。また、伊吹山の扇状地であるが故に川は急流ですぐに潜るという、湖国にも関わらず水に苦労した独特の地形を感じる場所だ。
井之口円形分水の畔には桜が植えられており、2回目の訪問(正確には3回目の訪問らしいのだが、1回目を記憶していない)では花見を楽しんだ。いいところだよ!
管理者 | 姉川沿岸土地改良区 |
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所在地 | 滋賀県米原市井之口 |
訪問日 | 2015-11-22 |
全景写真 | |
(初訪:2015年11月22日)
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (再訪:2017年4月14日) ![]() ![]() 井之口円形分水と桜並木。通水真っ盛り。 ![]() 彦根の桜が満開の報告(4月9日)から5日目。散り初めの絶妙なタイミングだった。 |