JR阪和線熊取駅西口開発の道路新設に伴う交差点としてラウンドアバウトが採用された。
泉佐野市と熊取町の共同事業である熊取駅西地区整備事業は2016(平成28)年3月に都市計画を決定、その骨格となる府道62号泉佐野打田線(泉佐野市都市計画道路熊取駅西1号線)は2021(令和3)年5月27日に供用開始されており、この時点でラウンドアバウトとしての交差点整備は完了していた。
参考:泉佐野市長のブログ 2016年2月22日
その後、この交差点から熊取駅西交通広場までの整備が行われ、2022(令和4)年12月10日10時に熊取駅西線及び熊取駅西交通広場の開通式を開催、同日13時全体供用開始によりラウンドアバウトとして機能するようになった。
熊取駅西地区整備事業 ビフォー・アフター

左:1985(昭和60)年10月08日国土地理院撮影
右:2022(令和04)年02月12日国土地理院撮影
佐野川の支流・住吉川の蛇行が生み出した微高地の木々が駅前に広がるのどかな田園地帯だったことが想像できる。泉佐野市は全国トップクラスのふるさと納税を集めたことでこの事業を実施できたのかも知れない。
交差点情報の整理
| 路線 | 府道62号泉佐野打田線/市道熊取駅西線 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府泉佐野市上瓦屋 |
| 完成時期 | 2021(令和03)年05月27日 暫定供用開始/2022(令和04)年12月10日13時 正式供用開始/2023(令和05)年02月24日 公安委員会指定 | 実走行日 | 2023年12月29日 |
熊取駅西口からラウンドアバウトを眺める。まちづくり整備の基盤工事が完了しただけで、まだまだ田園風景の痕跡が残る。
ラウンドアバウトに寄ってみる。ごく普通の三叉路だ。環道直径27m中央島直径12mで決して大きな規模ではないが、周りに建物がないせいか大きく感じる。
南東側(熊取駅側)から眺める。いずれの接続路にも警戒標識「ロータリーあり(201の2)」は設置されていない。
南西側から眺める。店舗駐車場につながる道路をラウンドアバウトに接続しなかったのは吉か凶か。
北西側から。中央島にはサクラが植栽された。20年後、どんな風景になっているだろうか。
エプロン段差は低い。
陽光桜はサクラの品種で、愛媛県東温市で生産したものとのこと。泉佐野市と東温市は特産品相互取扱協定を締結して交流しているそうだ。
大阪府の規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」は納入日と公安委員会指定日がまるで一致しない。
広報いずみさの 2023(令和5)年2月号 4ページ

