常陸多賀駅前広場

常陸多賀駅前は1950年頃から整備が開始され、1960年頃には完成したようだ。
国土地理院が公開している空中写真でその様子をうかがうことができる。
2000年代後半からその駅前の再整備検討が開始され、2011年2月に着工、2012年6月27日に完了している。ラウンドアバウトとしての運用は、もちろん2014年9月1日からだ。
整備の経過は2013年に開かれた国土技術研究会日立市職員が発表した資料が詳しい。

現地取材して感じたのは、送迎車とバスターミナルと通過車両を捌くための工夫が施され、かつ効果を発揮しているということ。素晴らしいラウンドアバウトだと思う。

カテゴリーラウンドアバウト
路線茨城県道290号常陸多賀停車場線
/市道24号線(大学通り)/他
所在地茨城県日立市多賀町1丁目
実走行日2015-01-31
全景写真
北西から眺める。
茨城県道290号常陸多賀停車場線は、駅前のメインストリートにも関わらず1時間以内であれば無料駐車できる。
北西からの眺め、横断歩道上から。
南西から眺める。環道に接続する手前でいくつかの道路が合流するので、自ずと速度が低下する。
南東、駅前路線バスターミナルから眺める。
駅南東(東口)にあるロータリー。こちらはラウンドアバウト化される気配はなく(その必要もない)、中央島が無料駐輪場になっている。
1952年11月4日米軍撮影・国土地理院公開の空中写真。このとき既に円形交差点の原型が作られている。