八木山ロータリー

1968年頃に造成が開始され、1969年に分譲開始となった八木山団地。開発当初から円形交差点が設けられている。

地図上で確認すると、必要性を感じられないなんとも中途半端な位置に設けられている。現地を訪問すればわかるだろうと思っていたが、結果は変わらず。むしろ、急勾配の坂道の途中に設けられていることがわかって、疑問に拍車をかけた。

加えて、中央島の周囲に側溝があるとか、環道接続路の標識ポールが道路にはみ出すように設けられていて運転者の心理を圧迫しかねないとか、環道に駐車場出入口が面しているとか、店舗出入口があるとか、色々無理を押し込んでいる感があふれている。ここがラウンドアバウトの要件を満たしていると判断された理由を知りたいものだ。

しかし、中央島は植栽がきれいに手入れされていて、周辺住民の愛着を感じることができる。

路線市道八木山本町一丁目19号線/市道八木山本町一丁目20号線
所在地宮城県仙台市太白区八木山本町一丁目
完成時期1969(昭和44)年?
実走行日2014-10-12
全景写真
西側から眺める。
北側から。
東側から。なんか歪んでないか?
うわあ、逆バンクかよ。
南から眺める。この坂道はエグいな。加えて、ラウンドアバウト標識の位置が心理的に圧迫させるなあ。
ちょうど通りかかった住民が招き入れてくれたので、言葉に甘えて横のアパートに立ち入らせてもらって俯瞰撮影。中央島の周囲に側溝が設けられている。これは珍しいかも。
なんとも微妙なラウンドアバウト、八木山ロータリー。