ロータリー交差点

桂坂ロータリー

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京都市西京区(ほぼ亀岡と言って差し支えない?)の山を1983(昭和58)年から切り開いて造成した桂坂ニュータウンの中央部にロータリー交差点が存在する。

デベロッパーは西洋環境開発だが、計画13街区のうち3街区が未造成の時点で会社解散となり、その後の事業は(若干の紆余曲折を経て)西洋ハウジングが行っている。

5本の道路が接続するロータリー交差点は1986(昭和61)年10月に完成、周辺街区の分譲は1987年に開始された。環道の下を下狩川が流れており、ロータリーの半分は「下狩1号橋」である。ロータリー交差点を橋が構成しているのは珍しい。

てっきりラウンドアバウトに指定されていると思い込んでいたが、現地を訪問して未指定だったことに逆に驚いた。

路線市道大枝緯101号線/大枝経101号線/御陵経7号線/御陵緯22号線
もう1本の道路は市道未指定
所在地京都府京都市西京区御陵大枝山町
完成時期1986(昭和61)年10月
実走行日2017年04月15日

南側から眺める。地域外から来る人はこの向きで進入することが多い。訪問したのは土曜の午後だったからか歩行者の横断が多く、交差点に進入するまで少し待った。

西側から眺める。エプロン外周には縁石ブロックが埋められており、本来の用途でエプロンを使うことはできない。が、この状態でも路線バスは難なく通行している。横転するんじゃないかと思うぐらいアグレッシブにヤサカバスが通行していた。

北側から。環道と横断歩道の間には車1台分の空間が確保されている。

東側から眺める。いい眺めだ。紅葉の季節は沿道が真っ赤に染まるらしい。

南東側の枝道から眺める。この道路は市道に指定されておらず、私道らしい。

桂坂ロータリー全景。この写真の手前側の環道の下を下狩川が流れており、実はロータリーの半分は橋なのだ。

中央島に立つ卒塔婆。観光地によくある「→東京 ↑シアトル」みたいな感じだ。

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