白馬八方の南東麓に拓かれた別荘地内にあるロータリー交差点。正確には「みそら野」と「エコーランド」の境界付近にあり、「みそら野」の入場門的な存在と言えよう。
別荘地の歴史は古く、開発から管理まで一貫して行っている白馬綜合開発によれば1963(昭和38)年に開発着手とのこと。
白馬村が誘致した経緯があるからなのか、それとも途中で村に寄付されたのかは不明だが、現在はロータリー交差点を含め接続道路は村道である。中央島に警戒標識「ロータリーあり(201の2)」が設置されているが、回転方向の規制はない。しかし、通行する車両はいずれも減速して右回りで抜けている。成熟した街だと感じた。
(2023年12月17日追記)
2022年7月14日付でラウンドアバウトに指定されたので、遅ればせながら2023年11月に再訪してきた。警戒標識「ロータリーあり(201の2)」は撤去され、規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」が新設されていたが、それ以外は改修されたところはないようで当初の設計が優れていたことを示していると言えるだろう。中央島の植栽がキレイになっていた。
カテゴリー | |
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路線 | 村道2202号線/村道2173号線/村道2174号線 |
所在地 | 長野県北安曇郡白馬村北城 |
完成時期 | 1965(昭和40)年 |
実走行日 | 2018-10-07 |
全景写真 | |
(2018年10月7日撮影)
拡大する 白馬みそら野ロータリーを東側から眺める。右奥に見える鳥居のようなものは、神社ではなくSNOWBEDSというB&B(宿泊施設)の看板だ。これは禁じ手ではないのか? 白馬みそら野ロータリーを南側から眺める。こちらからは警戒標識「ロータリーあり(201の2)」を視認しにくいが、大した問題ではなさそうな印象。 拡大する 西側から眺める。宙で交差する電線が、まるで路面電車の架線のようだ。 北側から眺める。中央島の植栽は手入れされているとは言い難いのが残念な点。 徒歩で接近すると中央島の情報量の多さに目が留まる。 (2023年11月4日撮影) 拡大する ラウンドアバウトに指定された白馬みそら野ロータリーを東側から眺める。 南側から眺める。優先関係が明確になってたいへんよろしい。 西側から眺める。電線の交差と低さは相変わらず。 拡大する 北側から眺める。中央島の植栽がキレイになっているぞ。 ラウンドアバウトに指定されたのは2022年7月14日付だが、取付は2023年2月だと。 |