オアシス橋

E32徳島道・吉野川SA(下り)と吉野川ハイウェイオアシスを結ぶ歩行者用通路の中程に螺旋階段がある。吉野川SAは美馬IC~井川池田ICの開通とともに1999(平成11)年3月30日供用開始、吉野川ハイウェイオアシスは2000(平成12)年3月10日開業、オアシス橋はそれより1年遅れて2001(平成13)年3月に完成した。

螺旋階段について、ネット上の様々な写真から2004年11月時点で存在していることを確認しているが、オアシス橋完成当初から設置されていたか確認できていない。デザイン的に一体感に欠けるので増設した可能性が高いと見ている。吉野川ハイウェイオアシススマートIC社会実験が2004年10月31日に開始されており、その一環で利便性を図るために増設したのだろうか。

東京を土曜早朝に出発、南海フェリーを利用して和歌山から徳島へ渡って美濃田の淵キャンプ場に設営、美濃田の湯につかった後、キャンプ場へ戻る際にこの橋の上で夕焼けを眺めることが筆者の定番である。

路線吉野川ハイウェイオアシス内歩道
所在地徳島県三好郡東みよし町足代
回転度720度
完成時期調査中
実走行日2016-04-29
全景写真
写真は特記するものを除いて2020年9月26日撮影 オアシス橋を東側(下り線サービスエリア側)から眺める拡大する
オアシス橋を東側(下り線サービスエリア側)から眺める。
オアシス橋の途中にある螺旋階段拡大する
オアシス橋の途中にある螺旋階段。後付けで増設した雰囲気がいっぱいだが、何のための階段なのか、実は用途がよくわからない。
オアシス橋を西側(ハイウェイオアシス側)から眺める拡大する
オアシス橋を西側(ハイウェイオアシス側)から眺める。写真左の道路は、吉野川SA(下り線)とハイウェイオアシスを結ぶ車道。
地元自治体(当時は三好町であった)が主体で建設したことを橋歴板が示している。高速道路施設なら日本道路公団と標記されているはずだ。
丁寧に上部工の構造物銘板もあるぞ。
おまけ:美濃田の淵キャンプ場利用の手引き
キャンプ場から吉野川ハイウェイオアシスへ向かうにはあいあい橋が最短経路であったが、老朽化のため2019年6月3日から通行止めになっている。 吉野川SA(下り線)の売店は、2018年4月27日からセブンイレブンに変わった。以前はデイリーヤマザキだった。高速道路施設なので酒類は販売していないことに留意しなければならない。最寄りの酒類販売店は800m北・足代小学校裏の山田商店か、1.3km東のローソンなのだ。
オアシス橋を渡った先にある美濃田の湯。この場内でも酒類は販売していない。向かいにはファミリーロッジ旅籠屋(2017年7月開業)があり、宿泊者向けに酒類を販売しているかも知れないが、外部から見える範囲にはなかった。
美濃田の淵キャンプ場にはこんな吊橋の主塔跡がある。実は未成橋である。
以前の美濃田の淵キャンプ場には「のの字な滑り台」があったが、2020年には撤去されていた。写真は2016年4月撮影。