下に架かる橋は新大和橋、上で道を跨ぎ赤い高欄で弧を描くほうが大和大橋である。
ループを描くほどでもない傾斜に見えるが、九十九折では困る事情があったのだろうか。
と思って、広域農道建設前の農道の位置関係を比較してみたら、大和大橋付近以外は旧道を忠実にトレースしていた。大和大橋で解決したかったのは冬季の路面凍結だろうか。
緑:胆振西部広域農道(豊浦町区間:町道山田農場線)
青:農免農道貫気別地区(町道山梨第4線)
赤:1970年代の農道経路
大和大橋は1997(平成9)年1月完成、新大和橋は1997(平成9)年11月完成。しかし、広域農道の供用は橋梁工事完了の数年後になることが珍しくなく、残念ながらいつ開通したのかよくわからない。なお、胆振西部広域農道(広域営農団地農道整備事業 胆振西部地区)の事業期間は1990(平成2)年度~1999(平成11)年度で、完成後は豊浦町道に移管された。
道道97号から広域農道に入ると、唐突に「山梨方面」という青看が現れ???な雰囲気になる。これは、その昔に山梨県の入植者がいたことにちなんだ地名らしい。
路線 | 胆振西部広域農道(町道山田農場線) |
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所在地 | 北海道虻田郡豊浦町字大和 |
回転度 | 315度 |
完成時期 | 橋梁の完成は1997(平成9)年 |
実走行日 | 2005-07-15 |
全景写真 | |
(2005年7月15日撮影)
「山梨」は集落の名前。唐突に現れるので驚く。 大和大橋が新大和橋を跨ぐ。いずれも赤い高欄が印象的だ。 車は・・・ほとんど通らない。 (2017年7月10日撮影) 拡大する 大和大橋の全景撮影は難しい。のの字を描いている様子がわかるかな? (2023年7月09日撮影) 拡大する 地上からの撮影をあきらめ、空撮。こんなに山深い地なのか。 拡大する 大和大橋に接近する。複雑な地形だが凹凸をうまく利用して緩勾配を作ろうとしたことがよくわかる。 |