阪急彩都ガーデンウエストと同様に都市再生機構(UR)が茨木市~箕面市の山間部に特定土地区画整理事業を実施中の国際文化公園都市・彩都の西地区に造成・分譲した住宅団地にラウンドアバウトがある。阪急彩都ガーデンウエストのラウンドアバウトの東北東1.1kmに位置する。こちらの住宅のブランド名は「ジオガーデン彩都茨木」だ。
阪急彩都セントラルステージの造成完了は2021年1月、翌月に公安委員会が造成地内の交差点をラウンドアバウトに指定、分譲は2021年7月から始まった。造成工事中は「阪急彩都E11街区」と称されていた。
こちらの街区は第一・第二工区合わせて300戸近くの車両が通行するが、ラウンドアバウトが適しているのだろうか。
筆者がラウンドアバウトにすべきと考える交差点を下図に示す。街区内には狭窄やシケインよりも低費用で済むスピードバンプを50m間隔で設置することがよいだろう。
赤の交差点:ラウンドアバウト推奨
緑の交差点:信号制御
青の交差点:街が成熟して交通量が増えたときに緑の交差点から伸びる車列が青の交差点にかかるため、ラウンドアバウト非推奨。本当はここに交差点を設けるべきではないと思う。
| 路線 | 市道彩都やまぶき46号線/市道彩都やまぶき47号線/市道彩都やまぶき48号線 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府茨木市彩都やまぶき3丁目 |
| 完成時期 | 2021(令和03)年01月造成完了/2021(令和03)年02月26日大阪府公安委員会指定 | 実走行日 | 2023年12月28日 |
阪急彩都セントラルステージの入口。この幅員は5.5mに満たないのでセンターラインはなくてよいのだが、300戸(の半分程度か?)が通行し幹線道路へつながる道路としては2車線道路が適切ではないだろうか。
阪急彩都セントラルステージのラウンドアバウトを南側から眺める。中央島が風景によく馴染んでいて、乗り上げる車がいないか心配だ。視線誘導標は不要だろうか?
西側から眺める。いずれの接続路にも警戒標識「ロータリーあり(201の2)」は設置されていない。阪急彩都ガーデンウエストとは大きさが微妙に異なる。
北側から眺める。阪急彩都ガーデンウエストと同様に車道の舗装色を変えることで横断歩道らしきものを認識させている。
東側から眺める。中央島の植栽はサクラとツバキだろうか。
簡易測定したところ、阪急彩都ガーデンウエストと比較して中央島の直径はほぼ同じ5.6m、エプロン外径(直径)は0.8mほど小さく7.7m。ピンコロの舗装列数の違いがそれを表している。なお、環道外径はこちらが1m大きく18mだ。
規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」の裏面に記された標識納入日は阪急彩都ガーデンウエストと同様に2014(平成26)年7月。そんな昔からここにラウンドアバウトを設置することが決まっていたとは思えない。怪しいぞ。

