1992年、別府大学短期大学部(以下、別府短大と略する)大分キャンパスの開設と同時に整備・供用開始された市道上の交差点が円形交差点になっている。
東西を貫く市道と、別府大学教職員用?駐車場につながる私道と、別府短大大分キャンパス敷地出入口と、隣接する「のだ山幼稚園」敷地出入口の計5枝交差点である。
中央島が少し歪な形状であるが、きっちり右回りを案内していて迷うことはない。ただし、設置されている規制標識は円形交差点を意識しておらず、それが故に円形交差点や環状交差点に慣れた人は逆に戸惑うかも知れない。
カテゴリー | ロータリー |
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路線 | 市道5-0283 野田循環線/私道 |
所在地 | 大分県大分市野田 |
完成時期 | 1992年 |
実走行日 | 2017-04-30 |
全景写真 | |
西側の市道から眺める。中央島に設置された規制標識「進入禁止(303)」と規制標識「一方通行(326-A)」の組み合わせに違和感がある。ここは「一方通行」ではなく「指定方向外進行禁止」にすべきだろう。 北側の私道から眺める。中央島の向こう側に、別府短大大分キャンパス敷地出入口と「のだ山幼稚園」敷地出入口の分岐が見える。ここに設置されている規制標識「一方通行(326-A)」は明らかにおかしい。補助標識「終わり(507-A)」または「終わり(507-B)」を設けないと、この先(写真で見て手前)も一方通行のように見える。 路面標示の「右折禁止」も違和感があるのだが、この道路を通行するのは別府大学関係者だけなので神経を尖らせる必要はないか。 東側の市道から眺める。規制標識「指定方向外進行禁止(311-A)」は妥当だが、道路形状に合わせた標示にしてほしいところ。 別府短大大分キャンパス敷地出入口から眺める。路面標示だけで右回りを示している点が残念だ。もっとも、この敷地出入口を利用する車両は極めて少ないと考えられるので、費用対効果の観点では容認すべきか。 |