富士霊園第一ロータリー


富士スピードウェイのすぐ横、大洞山~三国山の裾野に設けられた大規模墓地の入口近くにロータリー交差点がある。霊園では「第一ロータリー」と呼んでいるようだ。

霊園に進入してすぐの地点にのみ規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」が設置されているが、実は南北方向のメインストリートを往来する車両に優先権がある。規制標識は劣位側の道路には設けられていないので、標識に従って走行しても事故にはなりそうにないが、混乱の元と言えるだろう。すぐ近くに新東名道・小山スマートICが設置される予定で、その取付道路にラウンドアバウト(環状交差点)を設ける計画になっているので、整合性ある形で霊園内も再整備されるといいのだが。

環道(歩道を含まない)の外径はおよそ78m・中央島直径は42mで、一般車両が走行できる円形交差点としてはおそらく日本最大である。(旭川常盤ロータリーは環道外径75m、中央島直径40m。環道が2車線の寿ロータリーは環道外径62m。なお、日本最大の円形交差点は七飯町の小田急ユートピア内にある物件[外径84m]だが関係者以外立入禁止である。)
ちなみに、富士霊園は日本最大の墓園(共同墓地)でもあるらしい。

その第一ロータリーの北500mに第二ロータリーがあるが、そちらは2枝でありUターン用に設けられた分離帯のようなものだ。その中央島には、京都の龍安寺の手水鉢に刻まれていることで有名な言葉「吾唯足知」が植栽で表現されている。

第一ロータリー・第二ロータリーを含む南北のメインストリートは桜並木になっていて、4月上旬は素晴らしい眺めになるようだ。

カテゴリーロータリー
路線敷地内道路
所在地静岡県駿東郡小山町大御神
完成時期1965(昭和40)年11月
実走行日2017-09-09
全景写真
規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」が設置されているが、実は南北方向優先のロータリー交差点拡大する
富士霊園第一ロータリー全景。規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」が設置されているが、実は南北方向優先のロータリー交差点である。
富士霊園第一ロータリーを北側から眺める。
東側から眺める。南北方向が優先なので、この道路から環道へ流入する前には一時停止が必要。
環道には送迎バス・路線バスのバス停が設けられていたが、最近になって管理事務所前へ移転したそうだ。
中央島に埋め込まれた竣工記念のプレート。