道の駅越前おおの 荒島の郷(2021年4月22日開駅)の接続路と中部縦貫道大野東IC(予定)が国道158号と接続する交差点をラウンドアバウトにすることが2019年8月に発表された。その後、工事は順調に進み、道の駅開駅の前日・2021(令和3)年4月21日午前9時に供用開始された。
供用開始から半年経過した2021年10月に訪問したものの、中部縦貫道の大野以東が絶賛工事中(大野から道の駅・九頭竜付近までが2024年度開通予定、道の駅・九頭竜付近から油坂までが2028年度開通予定)のためダンプの通行量が多く、また、ラウンドアバウトに慣れていない一般車と相まって渋滞が発生していたことが印象的であった。中部縦貫道が開通してしばらくまではこんな混乱が続きそうな印象であるが、やむを得ないだろう。
中部縦貫道開通後は、大野東ICと道の駅を往来する車と国道を往来する車は同数程度になるだろうし、平日の交通量は極端に少ないであろうから、ここをラウンドアバウトで制御することは正しい判断だと思う。
それにしても、規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」と警戒標識「ロータリーあり(201の2)」の標識取り付けがアバウトである。新設される大野東IC取付道路は両方とも正解になることを願う。
路線 | 国道158号 |
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所在地 | 福井県大野市蕨生 |
完成時期 | 2021(令和3)年4月21日午前9時供用開始 |
実走行日 | 2021-10-30 |
全景写真 | |
拡大する 道の駅越前おおの 荒島の郷前交差点を西側から眺める。 警戒標識「ロータリーあり(201の2)」の向き:誤り 規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」の向き:正 拡大する 西側から接近して眺める。除雪でグギガギになりそうな歩車道分離ブロックとエプロン。 北側・大野東IC接続路(建設中)から眺める。 ※この日は休工で、工事車両の出入りがないことを確認済み 拡大する 東側から眺める。正面に見える山は飯降山(884m)。まるで山アテしたかのように見えるが、たぶん違う。 警戒標識「ロータリーあり(201の2)」の向き:誤り 規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」の向き:誤り 拡大する 南側から眺める。この道路には警戒標識「ロータリーあり(201の2)」が設けられていない。 南側から接近して眺める。 警戒標識「ロータリーあり(201の2)」の向き:誤り 拡大する 道の駅越前おおの 荒島の郷前交差点を空撮。南北方向の道路は速度が上がらない構造になっているが、東西方向の国道はどうだろうか。 撮影は10月下旬土曜の10時半。紅葉狩りの観光と工事車両で大混雑であった。 規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」の設置時期は不明。 |