トヨタ自動車の余暇施設として作られたフォレスタヒルズの西側入口、トヨタの森への分岐の場所に円形交差点が設けられている。フォレスタヒルズのグランドオープンが1993年、トヨタの森の一般公開が1997年なので、この交差点の供用開始はフォレスタヒルズの建設終盤の1992年と思われる。環道はまんまるではなく、東西方向の長円になっている。
県道340号が新東名道・矢作川橋(豊田アローズブリッジ)と立体交差する三叉路を東に入り、ゆるやかな坂を登ると、この交差点が見えてくる。非日常への門ということか。この円形交差点は市道に認定されており、東側接続道路はフォレスタヒルズの私道のようだ。
円形交差点の東側接続地点と南側接続地点は停止標識が設けられているが、西側接続地点は標識がなく、環道との優先関係が不明瞭である。もっとも、西側接続地点の環道を走行する車両は極めて稀だろう。
カテゴリー | ロータリー |
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路線 | 市道(渡合2号線) |
所在地 | 愛知県豊田市琴平町大久後 |
実走行日 | 2014-09-14 |
全景写真 | |
県道340号から坂を登ると、こんな風景が待っている。
南側接続道路から交差点を眺める。
拡大する 東側接続道路から眺める、日常へ引き戻される風景。豊田アローズブリッジの大きさが際立ち、これはこれで爽快感がある。 西側接続地点の導流帯はチャッターバーで分離が強調されている。 東側接続地点。右回り一方通行を強調するために進入禁止標識も設けられている。こちらにはチャッターバーは設けられていない。 |
車載動画を撮ってみた。いい雰囲気の円形交差点なので、ぐるるるりと1周半したよ。