天竜川橋の東700mで昭和前期の東海道(国道1号旧々道=現県道261号)と昭和中期の東海道(国道1号旧道=現県道413号)が接続する。その両方を跨ぐ横断歩道橋の中央部に設けられた昇降階段がループしている。
この付近の校区は県道261号の南にある豊田南小学校・豊田南中学校であり、県道以北に住む住民・生徒・児童の安全を考慮したものだろう。ただ、県道に挟まれた区域に2本の昇降階段を配置する必要があったのか、いささかの疑問はある。
周辺は道路が頻繁に改良されており、小立野歩道橋完成までの変遷を以下に整理する。
| 天竜橋(舟橋)完成 | |
| 1876(明治09)年 | 天竜橋を木橋に架替 ※舟橋記念碑(天竜川紀功碑)が浜松市東区中野町に、天竜橋跡記念碑が磐田市源平新田にある |
| 1933(昭和08)年06月 | 天竜橋の上流300mに鋼橋の天竜川橋完成、これに伴い国道1号を現在の県道261号の経路に変更 |
| 1952(昭和27)年 | 国道1号を現在の県道413号の経路に変更 |
| 1965(昭和40)年08月 | 新天竜川橋完成 |
| 1969(昭和44)年頃 | 国道1号(現在の県道413号)を跨ぐ旧小立野歩道橋架設 |
| 1987(昭和62)年11月 | 現在の県道413号と県道261号を一気に跨ぐ現小立野歩道橋に架替、螺旋階段の昇降路設置 |
歩道橋を眺めると違和感があると思う。県道を跨ぐ部分の桁と県道間(市道に並行して架設)の桁の塗装が異なるのだ。
筆者の推測だが、歩道橋全体の管理は静岡県袋井土木事務所が担うものの、県道を跨ぐ区間の塗装は県負担、県道間(市道上)の区間の塗装は市負担という分担になっているのではないか。そのような分担になる理由がわからないとは言わないが、全体の見栄えとしていかがなものだろうか。
| 路線 | 歩道橋部:市道小立野25号線 跨ぐ道路:県道413号磐田袋井線/市道上新屋立野線/県道261号磐田細江線 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県磐田市小立野 |
| 回転度 | 405度(1⅛回転) |
| 完成時期 | 1987(昭和62)年11月 |
| 実走行日 | 2024年05月06日 |
小立野歩道橋・・・を撮りたいところだが、長大なので画角に収まらない。まっさきに感じる違和感、なんで色が違うんだ?
南側昇降階段から眺める。とてつもなく長い斜路に見えるが、それほどではない。
螺旋階段部も自転車用の斜路が付帯している。
螺旋階段部を別角度から眺める。階段橋脚頂部はかぐや姫型だ。
橋名板は書家による揮毫かな?
歩道橋の塗装が異なる理由がわかる橋歴板。県道を跨ぐ部分は県管理、県道と県道の間の市道上に架かる部分は市管理(歩道橋建造時は豊田町だったが2005年4月に合併して磐田市になった)なんだろうな。
小立野歩道橋の北側を眺める。北側も昇降階段から昇降階段までが県の管理なのか。わかりやすいと言えばわかりやすい。
この歩道橋の情報は 7743さん からいただきました。

