南小平尾の円形交差点

近鉄萩の台駅西口から国道168号・竜田川を挟んだ反対側の集落内に円形交差点がある。

中央島を右回りすることを誘導・案内する標識や看板等はなく、残念ながらロータリー交差点とは言えない。接続する道路はいずれも狭隘なので、ここがラウンドアバウトに指定されることもないだろう。

国土地理院の空中写真で年を追って確認すると、住宅があった土地が1980年代前半に更地になり、1992年には中央島が存在していることを確認できる。

路線市道南小平尾線/市道南小平尾線支線1号
所在地奈良県生駒市小平尾町
完成時期1990(平成2)~1991年頃
実走行日2024-04-27
全景写真
南小平尾の円形交差点を東側から眺める。生駒山地の山裾なのでこの勾配だ。
南小平尾の円形交差点を南西側から眺める拡大する
南小平尾の円形交差点を南西側から眺める。住宅があった土地を道路にしたということは市が買収したのだろうか。確かにこの正面に住宅があると通行時に圧迫感があるが。
北西側から眺める。道路台帳では幅員2.3mだが、実際は軽自動車が通行の限界だろう。
南小平尾の円形交差点を北東側から眺める拡大する
北東側から眺める。いずれの接続路にも警戒標識「ロータリーあり(201の2)」は設置されておらず、中央島の回転方向も誘導・案内されていない。