成川インター

国道42号紀宝バイパスと三重県道35号の接続地点として整備されている成川インターチェンジである。
つまり、紀宝バイパス完成後はのの字ではなく、普通のインターチェンジになってしまうのだが、昭和48年に事業化されながらもバイパスが未だ完成しないので、時限的ながらものの字認定である。

熊野川に架かる新熊野大橋は和歌山県なので国交省近畿地方整備局が担当し、昭和54年に完成している。
熊野川を境にして北側は三重県であり、国交省中部地方整備局が担当しているのだが・・・民主党政権下では、完成はいつになるやら皆目見当がつかない。

熊野川河口付近に架かる橋は新熊野大橋と熊野大橋の2本だけ、熊野大橋は昭和9年完成で南行一方通行。その他の最寄の橋は、熊野川を約20km遡上した場所にある三和大橋である。昭和51年当時とは交通事情が大きく変わっているので、混雑するのも当然だ。紀宝バイパス完成と同時に新熊野大橋の4車線化が必要ではないだろうか。国道42号は、紀伊半島の命綱なのだから。

路線国道42号
所在地三重県南牟婁郡紀宝町成川
回転度270度
実走行日2010-03-21
全景写真

成川インター全景。セピア調ではありません。道(将来の橋)の欄干に茶色のパネルが取り付けられています。

1月~3月の工事進捗が掲げられているようですが、平成20年度は昨年度(1年前)の話です。

なかなか開通しない区間、残り1.2km。ただいまトンネル工事中。