今回の取材後の情報整理の過程で初めて知ったのだが、四国中央市は紙製品出荷額全国1位の紙の町だそうだ。
そんな紙の町ならではなのか、愛媛県産業技術研究所の紙産業技術センターという施設がある。時間が余っていれば立ち寄って見聞を広めてもよいのだが、それほどの時間はない。ここに立ち寄ってもループの正式名称を聞けるはずもない。
その技術センターの裏手を進むと、松山道アンダーパスがある。大野原58号(大野原ICから数えて58個目のアンダーパス)だ。
特に不安に感じることもなくアンダーパスをくぐってみると・・・不法投棄の山ができている。Uターンさえ厳しいぐらいに路面が荒れている。ここをクリアしても、この先にどんなサプライズが待ってるか想像できないので、ちょっと苦労しながらアンダーパス入口まで戻って、徒歩で取材する。
通り抜けできるはずの道だが、のの字は荒れ放題。路面は簡易舗装が崩壊していたり、筍が舗装を突き破りかけていたりして廃道寸前だ。年間何台かは通行していると想像するが、おそらくその程度ではないだろうか。
大野原55号ループ同様、市道認定されていない道路である。松山道の工事完了前後(1987年頃)に開通したと思われる。
路線 | 管理者不明 私道か? |
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所在地 | 愛媛県四国中央市妻鳥町 |
回転度 | 280度 |
実走行日 | 2015-04-30 |
全景写真 | |
拡大する 大野原58号ループ全景。不法投棄物が放置され、弧を描く部分はかなりの急勾配で、路面は荒れている。 筍が突き破ったと思われる路面。バイクで通るにはチト怖い。 のの字の上で、松山道側道と合流する。ん?なんだあれは? なんでこんなところにテレコが?もしかして近所のじいちゃんたちがここで恋チュンや心プラの練習でも? この出口標識の下にループがありますよー! |