イオンモール高知(旧敷島紡績高知工場)近くの住宅地内にある3枝交差点が、送電鉄塔を囲むように道路を巡らせている。
近隣商店で聞き込んだところ、東京オリンピック後に野放図な宅地造成があり、気付いたら道路が鉄塔を囲んでいたとのこと。はっきりした時期は確認できなかったが、1967(昭和42)年頃には現在の区画に近い状態になっていたらしい。道路幅員が明らかに不足しているが故に市道認定には至っていないと見られる。
道路の成り立ちが「なんとなく」ということもあって、鉄塔は円形交差点中央島という印象はない。当然のことながら回転方向(進行方向)は案内されておらず、通行する車両の進み方もバラバラで、激しいストレスを感じたのだが、住民はどう感じているだろうか。
路線 | 私道 |
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所在地 | 高知県高知市愛宕山南町 |
完成時期 | 1967(昭和42)年頃 |
実走行日 | 2020-09-19 |
全景写真 | |
拡大する 高知市愛宕山南町の住宅地内交差点(四国電力 新改線62号鉄塔)を西側から眺める。どこが道路と個人宅敷地の境界なのか、判別が難しい。 高知市愛宕山南町の住宅地内交差点(四国電力 新改線62号鉄塔)を北側から眺める。回転方向は案内されていない。 拡大する 東側から眺める。ありがちな「ゴミ集積場兼用型」だ。 四国電力 新改線62号鉄塔を示すプレート。 |