エミフルMASAKIフィッタ前ラウンドアバウト

松山市のすぐ南に位置する松前町(まさきちょう)にショッピングモール・エミフルMASAKIを誘致開業したのは2008年。以来、休日の国道56号は激しく渋滞する事態となった。この解消策としてだろうか、エミフルMASAKIの北へ抜ける新道(町道西古泉筒井線)が計画され、その交差点はラウンドアバウトが採用されることになった。

ラウンドアバウトの完成・供用開始は2018年1月15日。取材訪問したのは2020年9月だが、その時点でもまだエミフルMASAKIの北へ抜ける新道(町道西古泉筒井線)は部分的にしか施工されておらず、ラウンドアバウトはの良さが発揮されているとは言い難い状況であった。

町道西古泉筒井線は2021(令和3)年3月13日16時に供用開始された。
路線町道西167号線/町道/(予定)町道西古泉筒井線
所在地愛媛県伊予郡松前町大字東古泉
完成時期2018年1月15日供用開始
実走行日2020-09-19
全景写真
エミフルMASAKIフィッタ前ラウンドアバウトを東側から眺める拡大する
エミフルMASAKIフィッタ前ラウンドアバウトを東側から眺める。ここを左折する車がほとんどである。
エミフルMASAKIフィッタ前ラウンドアバウトを南側から眺める拡大する
エミフルMASAKIフィッタ前ラウンドアバウトを南側から眺める。この道路が町道西167号線。
西側から眺める。この道路を通行する車は稀であるため、ラウンドアバウトの良さが発揮されているとは言い難い状況になっている。
北側(施工中の町道西古泉筒井線)から眺める。
町道西古泉筒井線の施工状況。踏切新設は珍しいが、代わりに2基除却されるとのこと。
エミフルMASAKIフィッタ前ラウンドアバウトを俯瞰する拡大する
エミフルMASAKIフィッタ前ラウンドアバウトを俯瞰するお馴染みのポイント。通過する鉄道は伊予鉄道郡中線。およそ15分毎に運行されているので、上下を合わせると7分に1回は電車が通過する計算になる。町道完成後、踏切遮断による渋滞がラウンドアバウト通過交通に悪い影響を及ぼさなければよいが。