角田浜ラウンドアバウト

越後七浦シーサイドラインの端にあたる角田浜(旧 巻町)にある、国道402号と新潟県道46号新潟中央環状線の三叉路(正確には、市道巻2-418号線を加えて計4本の道路が交わっている)が改修され、新潟市初のラウンドアバウトとして2016年3月31日から運用開始となった。(新潟県初のラウンドアバウトは田上あじさい交差点である)

交差点改修工事にあたっては、施工した水庄建設(株)が専用ウェブサイトを立ち上げ、詳細情報を適時に公開していた。施工前から報道される等、世間の注目度が高かったとは言え、この程度の規模の工事(と言っても整備費総額は1億2千万円だったそうだが)においては珍しい。しかし、たいへん好感を持てる取り組みであり、他の工事でもこのように情報公開されるようになることを願う。

供用開始から半年ほど経過して訪問したわけだが、地元車はとてもスムースかつスマートに通行している印象を持った。交通量はかなり多い交差点だが、ラウンドアバウトがうまく機能している例と言えるだろう。

カテゴリーラウンドアバウト
路線国道402号/新潟県道46号新潟中央環状線/市道巻2-418号線
所在地新潟県新潟市西蒲区角田浜
完成日2016年3月31日供用開始
実走行日2016-10-22
全景写真
北側から眺める。常設標識に蛍光色を用いるのは通常は禁じ手であるが、新潟市で初めてなので注意喚起が至上命題なのだろう。
南東側から眺める。補助の青看板がわかりやすいぞ。
南西側から眺める。
角田浜の集落から直接ラウンドアバウトへつながる市道から眺める。「この先10mにロータリーあり」を示すのは珍しいが、登り坂で視認性がよくないが故のことだろう。
流出路に方向を示す看板が立てられている。不適切というわけではないが、この色は再考の余地があるかも。
訪問時はだいたいこんな感じの交通量。車がびっちり繋がって途切れない、というわけではなく、渋滞は殆ど発生していない。
ところでそのクッションドラムは過剰な防護策じゃないか?道路景観上よろしくないよ。

ラウンドアバウトの周囲を歩いてみた。