新港サークルウォーク

横浜新港埠頭、横浜ワールドポーターズ前の交差点に円形歩道橋が架けられている。

横浜みなとみらい21の一部として新港地区整備の一環で架設された。接続する横浜ワールドポーターズは1999年9月に開業した。

楕円形状のダブルワーレントラスの主構外側に床版を設けることで橋上からの眺望に優れるものにするとともに、接続する建物とのアクセスに開放感を持たせることを意図したそうだ。ハンマーヘッドクレーンを意識したのか、無骨なトラスをそのまま見せることをデザインにしている。

構造4径間連続鋼ダブルワーレントラス橋
路線市道高島台第295号線/市道新港第3号線/市道新港第4号線
所在地神奈川県横浜市中区新港
完成時期1999(平成11)年12月18日開通
実走行日2025-02-23
全景写真
新港サークルウォーク全景拡大する
新港サークルウォーク全景。赤レンガ倉庫やベイブリッジを一望できる素晴らしい場所だ。
新港サークルウォークを仰ぎ見る拡大する
新港サークルウォークを仰ぎ見る。これだけの大きさの構造物をわずか4本の橋脚で支えている。
JICA横浜(独立行政法人国際協力機構横浜センター)から眺める。サークルウォークの向こう側の建物は国土交通省や横浜税関等の港湾・運輸系官署合同庁舎のよこはま新港合同庁舎。
新港サークルウォークの内側拡大する
この眺めが無骨さを極大化する。
平成の時代にリベット打ちかぁ?と思ったら、わざわざリベットヘッドのボルトを使っていることをアピールしているこだわりがすごい。
主構外側に床版を設けたことで橋上からの眺望が素晴らしい。
開通は1999年12月だが完成は2000年2月だと。