JR松江駅の西、宍道湖と中海をつなぐ天神川とJR山陰本線が交わる付近に白潟天満宮という神社があり、その前の公園を取り巻くようにほぼ時計回りの道路がある。これを地元では白潟天満宮前ロータリーと呼んでいる。
1940年頃からロータリーの原形が存在していたようだが、参詣者用車寄せ的な運用だったと思われる。現地近くに住む方によれば、1960年代には「なんとなくロータリー交差点っぽい」運用になったらしい。
1970年代の山陰本線高架工事の際には工程の遷移とともにロータリー交差点の運用が変化したようだが、高架工事の手仕舞いが完了した1980年頃からほぼ現在の形で交差点運用されている。
私の過去の記録を辿ってみたところ1979年に白潟天満宮を詣でているのだが、ロータリー交差点だった記憶が全くない。
環道の一部区間は対面通行の可能性があるとか、環道にバス停があるとか、環道に横断歩道がある等、ラウンドアバウトにはなり得ない道路だ。
カテゴリー | ロータリー |
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路線 | 県道261号母衣町雑賀町線/市道 |
所在地 | 島根県松江市天神町 |
実走行日 | 2016-05-06 |
全景写真 | |
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