小豆島の旧池田町、西寒霞渓とも呼ばれるエリアにある別荘地の中心部に円形交差点がある。残念ながら回転方向が案内されておらず、ロータリー交差点とは言い難い。
元々は段山開拓地と称されており、海外からの引揚者が1946(昭和21)年から戦後開拓で入植・開墾した地で池田小学校分教場も開校したが、昭和35年頃に撤退となった。跡地は1970(昭和45)年から別荘地として開発、1972(昭和47)年に造成が完了した。デベロッパーは高松観光開発(1965(昭和40)年設立/2013(平成25)年破産)。分譲当初から円形交差点が設置されている。
空中写真でたどる小豆島ヴィラ付近の変遷

| 「段山開拓地」末期。昭和20年代に50~60戸が入植したらしいが、殆ど拓かれていない。山の上なので用水確保ができなかったからだろう。 | |
| 小豆島ヴィラ完成から2年ほど経過しているが、立地の割には建物が多い。時代の波に乗って売りまくったということか。 | |
| バブル景気時代にさらに施設強化が図られたが、時代は「離島の別荘地」を求めていなかったようだ。円形交差点は造成以来変わりない。 |
「西寒霞渓」と呼ばれるだけあって、別荘地内に絶景ポイントがいくつかある。ゆっくり滞在したい場所だ。ライダーハウスだが宿も一応ある。
交差点情報整理
| 路線 | 私道? |
|---|---|
| 所在地 | 香川県小豆郡小豆島町池田 |
| 完成時期 | 1972(昭和47)年 | 実走行日 | 2020年09月25日 |
現調レポート 2020年09月25日撮影
小豆島ヴィラの円形交差点を西方向(入口側)から眺める。環道の幅員は接続道路の倍以上の15m。通行車両は少ないので右回りする必要がないし、そのような案内もない。
北西側から眺める。円形交差点には関係ないが、電線の低さが気になるぞ。制限高さを標示しなくて大丈夫なのか?
北東側から眺める。路面は荒れ放題だが、事情が事情だけにやむを得ない。
東側から眺める。中央島の向こう側に見える建物は分譲マンション兼ホテルの「ビオス小豆島」なのだが、現在はホテルとしては営業していないようだ。1991(平成3)年5月築。
風力発電の風車は営業運転しているのだろうか。
円形交差点至近にライダーハウスがある。泊まってみたい。

