山口県本土の東端にある和木町。日本でも有数の面積の小さな自治体だと思っていたが、調べたところ50位台らしい。しかし、その町内を通過する国道2号は1kmに満たない。
当然町内にある横断歩道橋は1基のみ。その横断歩道橋の両側昇降階段がループしている。
架設されたのはかなり古く、螺旋階段を持つ歩道橋としては屈指である。
| 路線 | 国道2号 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県玖珂郡和木町和木5丁目 [Google Maps] [地理院地図] [Mapion] |
| 回転度 | 480度(1⅓回転)+420度(1⅙回転) |
| 完成時期 | 1967(昭和42)年12月 |
| 実走行日 | 2025年04月29日 |
交差点の脇に架けられていて、普通に作れば昇降階段のすりつけを道路と直角にするであろうところ、斜めにしている点がこの歩道橋の特徴と言えるだろうか。用地確保の限界だったのか歩行者の安全を考慮した設計なのか不明だが、結果的に歩行者と自転車の交錯を防ぐことができている。
東側昇降階段。主桁と昇降階段それぞれに橋脚が配置されている。
昇降階段裏面。横桁がある昇降階段は珍しいと思う。当時の指針のどの部分に従ったものだろうか。それとも後年の補強改修によるものだろうか。
この歩道橋が螺旋階段でなければ、和木町を歩くことはなかったであろう。

