夕陽ヶ丘歩道橋

平塚競輪場近くの国道129号交差点に✕を描くように架けられた横断歩道橋は4方向の街区に昇降階段が設置されており、その全ての昇降階段がループしている。

戦前はこの付近に小島電気製鋼や横須賀海軍工廠造機部平塚分工場があった。その後のこの付近の変遷を表形式に整理する。

年月 出来事
1950(昭和25)年11月 平塚競輪場開場
1952(昭和27)年05月 相模川右岸に掘込式で整備された須賀港(平塚漁港旧港)が平塚漁港として指定
1957年~1960年 国道129号の元となる道路が平塚競輪場前~国道134号高浜台の間に敷設
1967(昭和42)年 港第二歩道橋完成(橋長77m 幅員2m)
1969(昭和44)年 港第一歩道橋完成(橋長50m 幅員2m)
1972(昭和47)年 榎木町交差点~平塚競輪場間供用開始(この区間を含む大野交差点以南が国道129号に指定されたのは昭和50年代後半)
1973(昭和48)年 夕陽ヶ丘歩道橋完成(橋長77m 幅員2m)

地域児童の安全のためとは言え、架けすぎじゃないか?という気もするが、それは現代だからこその感覚かも知れない。

路線国道129号/市道平塚大磯海岸線
所在地神奈川県平塚市札場町
回転度405度✕4
完成時期1973(昭和48)年
実走行日2020-11-23
全景写真
北東角から眺める夕陽ヶ丘歩道橋。自転車・車椅子用の斜路はない。
北東角から夕陽ヶ丘歩道橋全景拡大する
北東角から夕陽ヶ丘歩道橋全景。交差点規模が意外に大きく、自転車で渡るにも少々気合が必要だ。
南西角から眺める夕陽ヶ丘歩道橋拡大する
南西角から眺める。全方向とも螺旋階段というのはなかなかに壮観である。
橋名板はあるが、橋歴板がない。
この歩道橋の情報はykbzさんにご提供いただきました。