高崎市の中心部から北西へおよそ6.5kmの地点、烏川で取水された長野堰(用水)に設けられている分水工。1962(昭和37)年完成。ここで地獄堰・上中居堰・矢中堰・倉賀野堰の4水路に分水している。
長野堰は10世紀に開鑿された用水で、その後何度か取水地点が変更されているようである。
一般的に用水路や分水工はフェンスでがっちり囲んで人を寄せ付けないようになっていることが多いが、ここは落下防止の最低限の高さになっている。長野堰の流速が遅いが故だろうか。
管理者 | 長野堰土地改良区 |
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所在地 | 群馬県高崎市江木町 |
訪問日 | 2016-03-05 |
全景写真 | |
低いフェンスで、間近で見ることができる。 ちょうどこれから花の季節。 雨水溝が立体交差している。そりゃ用水と下水を一緒に流すわけにはいかないもんな。でも、こんな近くを流して混流する心配はないのかな? うーむ。大雨が降ったら溢流するよな。ま、大雨になれば用水も下水(雨水)は大きな違いはなくなるか。 第7回たかさき都市景観賞(歴史的建築物等)で表彰されている。 案内板の下にあった石。よく見たら「金井堰」と刻まれている。金井堰というのは、この円筒分水から長野堰を遡ること2.5km、三国街道(県道25号)が長野堰を越えるあたりに設けられている取水口だ。大雨で堰が崩壊してここまで流されたのか? |
ムービーを作ってみたけど、音が・・・
30年前の深夜のテレビの音ですがな┐(´д`)┌