日本通運のCM(N700系新幹線の深夜輸送)で螺旋スロープの存在を知った歩道橋。
この交差点は一部の地元民から「守下ロータリー」と呼ばれている。この沿線にある東八町交差点・西八町交差点とともに、昭和20年代に(おそらく)連合国総司令部の指導によりロータリー化され、昭和30年代に順次十字路化された模様。この守下交差点歩道橋は1971(昭和46)年3月に架設されている。折しも「交通戦争」真っ只中、交差点の十字路化により発生した土地空間を有効活用しつつ歩車分離を果たしたということだろうか。
四方向とも、歩行者用には階段が設けられ、自転車用に設けられているスロープがループしているのだが、綺麗な螺旋ではない。ドローンが着陸したような独特の形状だ。
カテゴリー | 螺旋階段歩道橋 |
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路線 | 国道23号/県道393号/県道496号 |
所在地 | 愛知県豊橋市大橋通3丁目 |
実走行日 | 2016-03-20 |
全景写真 | |
南西角の歩道橋階段。ループしている様子がわかるだろうか?(わからんな・・・) これは南東角。 北西角。階段部の設計は四方向とも同一だろう。 歩行者用階段と自転車用スロープ。 国土地理院撮影の空中写真(1961年05月01日撮影) このとき、東八町交差点・西八町交差点ともに十字路化が完了しており、豊橋市内では守下交差点が最後のロータリー交差点だったことがわかる。 |