ループ橋

人吉ループ(梶原ループ)

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大畑(おこば)市街地から南へ6km、国道221号加久藤トンネルの北側に位置するのの字。3基の橋からなる。直径185m、巨大すぎて撮影適地はなさそうであることが訪問前からわかっていた。

のの字の途中で2本の道が接続するが、これはどちらも旧道のようだ。

えびのループ・人吉ループとは?

南九州の難所だった加久藤峠(堀切峠)の改良は、人吉・えびの間24kmが権限代行区間として昭和41年4月から昭和58年8月までの期間で施工された。

全体を7つの地区(北から順に 大畑地区/柴笠地区/梶原地区/大谷地区/黒原地区/牧の原地区/小田・松原地区)に分割、全てを九州地方建設局八代工事事務所が担当した。このうち梶原地区と牧の原地区にループ道路が計画され、完成までの間は「梶原ループ」「牧の原ループ」と呼ばれた。現在の 人吉ループ と えびのループ である。

  • 1966(昭和41)年04月:国道221号調査開始
  • 1972(昭和47)年03月:加久藤トンネル1808.7m完成
  • 1977(昭和52)年04月:人吉ループ完成
  • 1978(昭和53)年10月:えびのループ完成
  • 1978(昭和53)年12月:小田・松原地区開通
  • 1979(昭和54)年08月:国道221号権限代行区間全線開通
出典:えびの市史 下巻

人吉ループ概略情報

路線国道221号
所在地熊本県人吉市大畑町
回転度315度
完成時期1977(昭和52)年04月開通
実走行日2008年05月03日

人吉ループは1190.6mの区間で標高差54.772mを解消する。交差地点の標高差25.5m。

人吉ループを構成する橋梁一覧(桃色の背景はループの内側に位置する)
橋梁名 橋長 完成時期 計画時の仮称
開運橋 148m 1975(昭和50)年03月 梶原4号橋
(旧道接続)
(旧道接続)
昇雲橋 300m 1977(昭和52)年03月 梶原6号橋
天馬橋 150m 1977(昭和52)年03月 梶原7号橋

※梶原5号橋は計画途中でなくなった模様

現調報告

人吉ループ全景。中央は球磨川水系鳩胸川の支流・大谷川が流れる。直径185m、巨大すぎて撮影適地はなさそう。

人吉ループを下から眺める。下側が開運橋、上が昇雲橋。

    参考資料

  1. 鋼橋塗装 Vol.24(1996年12月/日本鋼橋塗装専門会)
  2. 橋梁 第13巻3月号(1977年3月/橋梁編纂会)
  3. えびの市史 下巻(1998年03月/えびの市)
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