道央道岩見沢IC近く、国道234号に架けられた横断歩道橋の両端昇降階段がループしている。
道央道は、1983(昭和58)年11月に札幌~岩見沢間、1987(昭和62)年9月に岩見沢~美唄間がそれぞれ開通した。これにより岩見沢市内の岩見沢ICと国道12号の間の交通量増加に対応するため、国道234号が上下2車線から4車線へ拡幅されたことに合わせて横断歩道橋が架設された模様。そんな計画的な施工なら架設位置の調整も容易、つまりループさせる必要なんかなかったんじゃないの?という気がするのだが、なぜかループしている。
小学校・中学校の学区が国道234号の東西にまたがっていること、高校3校が国道234号沿いにある(うち1校は2014年に閉校)こと等から、通学児童生徒の安全確保のために設けられたと見ていいだろう。ただ、中学・高校は自転車通学が多数派だろうから、小学生が主たる利用者と考えられる。
路線 | 国道234号 |
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所在地 | 北海道岩見沢市美園6条6丁目 |
回転度 | 540度+540度 |
完成時期 | 1986(昭和61)年3月 |
実走行日 | 2022-08-29 |
全景写真 | |
![]() 駒園横断歩道橋の東側昇降階段。自転車の横断は考慮されていない。 ![]() 西側昇降階段。階段裏・橋桁裏の錆具合が冬季の凍結防止剤・融雪剤散布状況を物語っている。 ![]() 昇降階段の中心支軸頂部には街灯が設置されている。 ![]() ![]() ![]() |