ラウンドアバウト

ミヨシミライト

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東名高速三好IC近く、愛知大学名古屋キャンパスが2012(平成24)年春にささしまライブへ移転した跡地が分譲住宅地・ミヨシミライトになった。デベロッパーはトヨタホーム。

愛知大学の円形交差点/ミヨシミライトのラウンドアバウト

Before
After

1988(昭和63)年春に開設された愛知大学名古屋キャンパスには円形交差点があり、住宅地になってもそのほぼ同位置に3枝のラウンドアバウトが設けられた。ミヨシミライトの販売ウェブサイトには、周辺の林は愛知大学当時のものを残したと言及しているが円形交差点については触れておらず、たまたま同位置にラウンドアバウトを新設したのだろう。

そもそも部外者がここを通行することはほとんどない。日常的に通行するのは分譲総数288戸のうち80戸ぐらいだろうか。「住宅地シンボルとしてのラウンドアバウト」の典型と言ってよいだろう。


路線市道黒笹山手1号線/市道黒笹山手2号線
所在地愛知県みよし市黒笹山手
完成時期2020(令和02)年02月造成完了
2023(令和05)年03月13日公安委員会指定
実走行日2024年11月03日

ミヨシミライトのラウンドアバウトを北側から眺める。入居者の中には、かつてここにあった愛知大学に通っていた人もいるだろう。どんな気持ちだろうか、興味がある。

東側から眺める。3枝すべての接続路に警戒標識「ロータリーあり(201の2)」が設置されている。

南西側から。横断者を想定して歩車道分離ブロックは切り下げられているが、横断歩道は描かれてない。

いずれの接続路にも分離島は設けられていないが、規制標識「指定方向外進行禁止(311-F)」の標識柱が罠のように存在している。手前(環道側)に立てられた、接触しても衝撃のない車線分離標(ロードポール:いわゆる「にんじん」)で安心してはいけないのだ。

環道はエプロン相当部の舗装ピンコロの色と埋込み方向を調整するだけで、段差は設けられていない。


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