ラウンドアバウト

金岡東ニュータウンのラウンドアバウト

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日本最大の古墳と言われる仁徳天皇陵の東北東2kmにある団地内道路の交差点が2019年~2020年にラウンドアバウトに改修された。改修に至るきっかけは2013年に住民から寄せられた交通安全対策の要望とのこと。

府警本部との3回に渡る協議、他自治体の視察、町会や沿道施設への説明等を経て、まず第1工区《東》の交差点ラウンドアバウト化と横断歩道ハンプ1ヶ所を施工し、住民の反応を確認した後に第2工区《西》のラウンドアバウト化と横断歩道ハンプ2ヶ所を施工した。

なんともまどろっこしい手順のような気がするが、段階を丁寧に追わず失敗した過去の教訓があるのだろう。

金岡東ニュータウンとは

居住環境の良好な住宅地の大規模な供給を図ること等を目的として制定された新住宅市街地開発法。最初に適用されたのが昭和40年完成の金岡東ニュータウン(金岡東団地)だ。事業主の府住宅供給公社による中層住宅が建ち並び、周辺には府営住宅や府職員住宅もある。

第1工区《東》府公社金岡東A団地南東隅のラウンドアバウト

交差点情報

路線新金岡20号線/新金岡21号線/新金岡4号線
所在地大阪府堺市北区新金岡町2丁
完成時期2019(平成31)年01月25日 大阪府公安委員会指定
2019(平成31)年03月15日 供用開始
実走行日2023年12月29日

現調レポート

北側から眺める。分離島はない。

東側から眺める。電柱と標識柱のおかげで道路中央に寄らなければラウンドアバウトに新入できないが、そもそも交通量が少ない道路なのだろう。

南側から。横断歩行者の存在を直前まで認識できないのは困ったものだ。

西側から。いずれの接続路にも警戒標識「ロータリーあり(201の2)」は設置されていない。

中央島には着脱式アーチ型車止めが設置され、エプロンはゼブラペイントのみ。

ラウンドアバウトの公安委員会指定と標識納入日が一致している。大阪府にしては珍しい。

第2工区《西》府公社金岡東B団地南西隅のラウンドアバウト

交差点情報

路線新金岡20号線/新金岡16号線
所在地大阪府堺市北区新金岡町2丁
完成時期2020(令和02)年06月11日 供用開始
2020(令和02)年06月26日 大阪府公安委員会指定
実走行日2023年12月29日

現調レポート

東側から眺める。中央線の色が変わる位置が不自然だけど気にしないでおこう。

西側から眺める。金岡東ニュータウンのシンボルとも言うべき給水塔とセットで撮影できるラウンドアバウト。

北側から。こちらのラウンドアバウトも、警戒標識「ロータリーあり(201の2)」は設置されていない。

こちらも中央島には着脱式アーチ型車止め、そして¼だけアスファルトで、残りは疑似レンガが敷き詰められたエプロン。わざわざこのように施工したと見える。きっとだんじりのルートだからだろう。

こちらの規制標識「環状の交差点における右回り通行(327の10)」は2014(平成26)年に納入された。違和感しかない。

金岡東ニュータウン内交通静穏化対策

日本国内の公道で物理的なハンプが設置されている例は少ない。

ラウンドアバウト周辺に設置された例としては安心院の輪交差点(ただし、施工は金岡東ニュータウンのハンプよりも後)がある。ラウンドアバウト以外では、滋賀県道258号速水片山線で見たことがある。

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