ループ橋

中山橋

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県道23号斐川一畑大社線のほぼ西端、県道29号大社日御碕線に合流する200m手前でのの字を描いている。架かる橋は橋長20mの単径間鋼I桁橋・中山橋。「中山」は付近の字名である。

かつて大社町の中心部から鵜鷺地区(うさぎ:鷺浦と鵜峠を合わせた地区名称)へ陸路で向かうには、出雲大社横から鷺峠を越える道(現・市道鷺浦宮内線)しかなかった。急勾配でヘアピンカーブが多いため中型車以上の通行は困難であることから、県主導で1974(昭和49)年から新道が開鑿されることになった。「高尾ゆうゆうライン」である。

中山橋の建設後、長らく工事の進捗がないように見えたが、島根県は1982(昭和57)年に鷺峠経由の道路(現・市道鷺浦宮内線)を県道23号斐川一畑大社線を認定するとともに高尾ゆうゆうラインの整備を継続、1985(昭和60)年6月に成立した半島振興法とそれに基づく島根地域半島振興計画により県道斐川一畑大社線の整備は大きく進展する。1996(平成8)年12月に高尾トンネルが完成し、高尾ゆうゆうラインが開通した。鷺峠経由だと7.6km標高差260mのところ、新道は11.5km標高差160mになった。

のの字の中は公園になっている。市が定める都市公園・普通公園には含まれていないが「ループ橋公園」と呼ばれ、2001年に設置された堂に「小丸(こまり)の地蔵さん」が納められている。

路線県道23号斐川一畑大社線
所在地島根県出雲市大社町日御碕
回転度270度
完成時期1977(昭和52)年8月完成
実走行日2010年05月02日

(2010年5月2日撮影)
県道29号大社日御碕線から分岐直後の場所から中山橋を見る。

中山橋のループ全景。内側は公園になっている。


(2025年4月30日撮影)
中山橋を東側から眺める。小規模な橋ではあるが歩道も確保されている。

15年前と変わらぬ風景のループ。

中山橋のループを俯瞰する。大きく掘り込んで道路を通している。

通称「ループ橋公園」には小丸の地蔵さん7体が安置されている。


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